先週の円高からのLME Ni相場が急に高騰し、一時30,000ドル付近まで迫る勢いを見せた。この高騰を受けて今年の3月の様な状況が再現されるのではないかと考える人がいてもおかしくない。実際先週については荷動きが完全に止ま …
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先週迄中国向けの勢いが止まらず価格はかなり上昇傾向を向いていたが、週末の円の急騰を受けて、今週はかなり消極的になっている話が出ている。価格も大きいところでは10円程の下げをアナウンスしているところや、買い止めをしていると …
先週より大きな変化はない。現状荷動きが少ないというのは変わらず。荷動きはそもそも少ないのだが、ある程度数量を持っているところは、上げ基調から様子見に入っているのも更に荷動きしない要因の一つとも考えられる。 どちらにしても …
夏枯れと言われてから早くも2か月が過ぎようとしているが、相変わらず市中には荷物の余剰感は全くない。全国のスクラップ発生量は月間で15%程減っているとの意見もあるぐらいだ。 状況としては中国向けの動きが加速している。関東の …
大手輸出シッパーの値下げの影響は限定的で、関東・九州のみならず、関西についても中華系業者の動きが活発になってきている。ともすれば値下げに動きそうな状況ではあったが、そういった理由で基本平行推移しそうである。下げの方向はあ …
じわじわと大手輸出シッパーの更なる10円値下げ発表の影響が出てきている。市中の中では値下げが有り得るのではないかとの考え方が大きくなってきている様子がある。関西圏の特殊鋼ミルが値下げをした絡みもある。先週よりも不透明感が …
韓国向け大手輸出シッパーが10/8迄の荷止め延長と10円の値下げを発表した。そもそも購入を9月からしていないのでこの発表で市況に大きな影響を与える事はないだろう。 懸案の韓国ミルについては本格稼働するのは来年の3月ぐらい …
ポスコの件はあるが、じり高傾向にあると思われた市況だが、ここにきて中国向けをけん引していた東北のシッパーがトーンダウンした。一部中国業者が高値も有るが、市況に影響を与えるほどでは無く、これにより中国向けと国内ミル系とはほ …
韓国ポスコの災害で日本の大手シッパーはかなりな苦境に立たされている。シップバックされた船の行方も気になるところであるが、今後どう立て直していくか動向も注視したい。 一方価格をけん引してきた中国向けであるが、青山向けは実態 …
現在も中国向けが市場の買い支え要因になっている。着実に上げに向かうというところで先週の韓国ポスコの台風被害が起こり、結果ポスコ向けを扱う各シッパーは緊急荷止め、値下げ等の対応を迫られた。これにより市中においても値下不安が …