米国の大統領がトランプ氏で決まった。勝敗が決まった瞬間は大方の予想として大幅な円安に動くと考えられたが、予想をはるかに下回る値動きで、それ以降はむしろ円高に若干振れてきている。LMEは16000ドルを回復はしたがそれ以上の動きはなく、市中で言えばもう少し価格が上伸するのではないかと考えていた人達には多少冷や水になったかもしれない。足元シッパーを含む需要家についても全てがスクラップを必要としているかはバラバラであり、総じて国内需要は無い物高ではあるが、そこまで発生と需要がバランス取れていないかというとそうでもない気がする。
どちらにしても上値は重い中でどう判断するかは其々の考えではある。