韓国向け大手シッパーが12/1からの5円下げを発表した。予約システムに対応する為にある程度の時間をとったとの事である。その発表前に中部ミルが5円値下げを発表、大手国内ミルも27日から値下げ発表と堰を切った様に値下げトレンドになった。状況を踏まえれば更に5円追加で値下がってもおかしくない。それがどのタイミングで来るのか、ちょっと読めない。
韓国ミルの12月価格が直納業者との間で決裂した。当初の値下げ幅以上を提示して決裂したのか、そもそも当初通りの下げ幅で決裂したのか、後者であれば下げ幅の圧縮ということも考えられ、そうなると更に追加の5円下げは一旦無くなるかもしれない。そうなると各国向けの輸出価格より大幅に高い国内価格が残り、輸出数量は激減することが予想される。