下げ合戦が止まらない。3月から数えて25~30円の下げが日本国内で行われた。今週からは関東専業ミルが合計で35円目となる値下を行う。これを受けて現在荷止め中の大手輸出シッパーと高炉系ミルがそこに合わせて動きを取るかどうかで今週又一波乱在りそうである。妥当にいけば関東専業ミルに合わせるという事だが、果たしてそうなるかどうか、一つの目安としては輸出シッパーの荷止め明け前の12日がポイントになる。
一方海外向けも着実に値下がりしてきている。先週で安値1400ドル強(CIF)迄下落していることから、日本の国内の値下げを更に後押ししている状況である。