韓国向け大手輸出シッパーが10/8迄の荷止め延長と10円の値下げを発表した。そもそも購入を9月からしていないのでこの発表で市況に大きな影響を与える事はないだろう。
懸案の韓国ミルについては本格稼働するのは来年の3月ぐらいの話も有り、当該シッパーは当分低空飛行を続けるしかないと思われる。
関東は当該シッパーの影響よりも中国向けを扱う中堅業者の存在感が増している。これがともすれば下落しそうな市況を支えている状況である。但し、昨年の様にどこまでも上がっていくかというとそうでもなさそうで、中国向けが構造的に続くとは思えない。値段が合わなくなればそこまでという見方はそれ程間違ってはいないだろう。