先週はLMEのNi価格は1000ドルの範囲で乱高下を繰り返し、結局17000ドルギリギリのところで終わりを迎えて、一時18000ドル超えでもう一段値上げを考えていた人にとってはその後の値動きは冷や水であったろう。銅などがかなりの高値を付けていることもあって市中の意識がステンレスではなくそちらの方に向いているのは致し方ない。ゴールデンウイークの影響も有り、荷動き自体も少ない中で銅の高値と値上げ期待でかなり低調だったが、LMEが余り期待できるものではなくなっていることからようやく荷動きも出て来るだろう。