インドネシアの青山集団のステンレス製品が全世界でADをかけられ、販売が苦戦を強いられているそうで、その分を韓国と台湾が吸収し始めている話も散見されております。最近、台湾や韓国からのステンレススクラップの引き合いが国内で高まっているのもその影響かもしれません。
さて、国内に目を向けると国内ミルは現状を打開する販売数量を未だ確保出来ておらず、上期の減産基調は相変わらずになっております。スクラップの使用量も上がらずですが、市中発生についても同様に量が上がらずで、本格的に動くのは下期以降になる見込みです。