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2016年11月18日
*市況
ステンレス・スクラップの炉前価格はLMEのニッケル価格が11月8日以降急伸、11日には月初比で1290ドル値上がりしたこともあり、高炉系メーカーA社、専業B社とも14日から1万円の値上げに踏み切った。この結果、足元の炉前価格は12万円前後となった。 LMEのニッケル価格は月初1万0445ドルでスタート。その後11日には1万1735ドルと、昨年7月以来約1年4か月ぶりの高値にまで続伸した。11月8日の米国大統領選挙で勝利したトランプ氏に対し、インフラ整備を含めた政策に期待し、非鉄金属相場に投機筋の資金が集まり、ニッケルも買われたようだ。ただこれらはトランプ氏への期待感からの値上がりで、実需が伴っておらず、ニッケル相場の先行きは不透明だ。 こうしたニッケル価格の上昇を受け、10日前後にメーカーサイドでは炉前価格の値上げを5千円にするか、1万円にするか検討していたが、為替が円安に振られたこともあり、1万円の値上げに決定したようだ。 一方、10-12月期のステンレス鋼生産は前期比4.7%減の月平均23万1467トン。10-12月期はこれまで秋の需要期ということで、7-9月期の生産量を上回ることが一般的であったが、今年はそれを裏切る形となった。このため、加工工場などから発生する18-8系を中心とするステンレス・スクラップも一段と減少することが予想され、メーカーへスクラップを納入する直納業者の取引量がさらに縮小されそうだ。




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